須賀川特撮アーカイブセンター

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【特撮レジェンドオーラルヒストリー】特殊撮影・光学撮影・視覚効果 宮西武史氏/撮影 桜井景一氏 編

【特撮レジェンドオーラルヒストリー】特殊撮影・光学撮影・視覚効果 宮西武史氏/撮影 桜井景一氏 編

1. 特撮レジェンドオーラルヒストリーとは

特撮レジェンドオーラルヒストリー事業とは、往時に活躍されていた制作者の方に、当時の撮影状況や円谷英二監督とのエピソードなどを伺い、特撮技術や想いを動画やテキストで記録することで、特撮文化の継承を行うことを目的としています。

特撮レジェンドオーラルヒストリーの収録は、特撮文化推進事業実行委員会の令和5年度事業として実施されました。

撮影場所としても使用された須賀川特撮アーカイブセンターでは、収録したインタビュー映像の公開も行い、特撮文化の継承への寄与を目指します。

 

2. 収録内容について

特撮レジェンドオーラルヒストリーではインタビュー形式で収録を行いました。聞き手に樋口真嗣氏・三池敏夫氏を迎え、宮西武史氏・桜井景一氏が特撮の世界に入ったきっかけや、映画撮影現場でのエピソード、撮影・合成技術に関する事柄など様々なお話を伺いました。

ダイジェスト映像(3分版)をこちらからご覧いただけます。
Youtubeリンク:https://youtu.be/E64VqIXK-Xc

 

40分程度に編集されたインタビュー映像については、須賀川特撮アーカイブセンター内でのみご覧いただけることになりました。ご希望の方、詳細を知りたい方はセンターまでお問い合わせください。

 

なお、このページではインタビューの内容をテキストデータでも公開する予定です。
公開まで少々お待ちください。


【宮西 武史(みやにし たけし)氏 (特殊撮影・光学撮影・視覚効果)】

昭和17(1942)年9月8日生まれ。
キャメラマンだった父親の影響を受け、映画キャメラマンを志望。昭和37(1962)年に東宝撮影所のアルバイトとして参加。その後正社員となり撮影助手として富岡素敬氏に師事し、『妖星ゴラス』(1962年)や『怪獣大戦争』(1965年)などに携わる。
『連合艦隊司令長官 山本五十六』(1968年)より光学合成を担当し、昭和48(1973)年の『ゴジラ対メガロ』で光学合成の責任者となる。その後も『ゴジラ対メカゴジラ』(1974年)などのゴジラシリーズをはじめ、『日本沈没』(1973年)、『HOUSE ハウス』(1977年)、『影武者』(1980年)、『さよならジュピター』(1984年)、TVシリーズ『ウルトラセブン』(1967~68年)、『西遊記』(1978~79年)、『西遊記Ⅱ』(1979~80年)などの作品で光学撮影、合成を務めた。
昭和63(1988)年の第11回日本アカデミー賞において『首都消失』・『竹取物語』(いずれも1987年)で特別賞特殊技術賞を受賞。


【桜井 景一(さくらい けいいち)氏 (撮影)】

昭和25(1950)年5月9日生まれ。
小学生の時に観た『地球防衛軍』(1957年)で特撮に興味を持ち、大学進学を機に上京。東宝撮影所でアルバイトを始め、その後東宝映像に入社し撮影部に所属する。TV番組『流星人間ゾーン』(1973年)を皮切りに、『日本沈没』(1973年)、『連合艦隊』(1981年)、『さよならジュピター』(1984年)、『モスラ3 キングギドラ来襲』(1998年)などの撮影で活躍した。

近年ではフリーのキャメラマンとして『巨神兵東京に現わる』(2012年)、『シン・ゴジラ』(2016年)に携わり、須賀川市の円谷英二ミュージアム展示映像『~夢の挑戦 ゴジラ須賀川に現る~』(2019年)でも撮影を務めている。


■特撮文化推進事業実行委員会とは■
本会は、特撮文化の推進を図るため、福島県、須賀川市、認定特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構、学校法人国際総合学園FSG カレッジリーグ国際アート&デザイン大学校、須賀川商工会議所で設立した組織です。特撮に触れ合えるイベント等のほか、教育、産業などの分野と連携し、多様な価値を創出することで、特撮文化の継承、発展及び創造へとつなげるための活動を行っています。